【コラム】世界遺産と映画① パリのセーヌ河岸
こんにちは。
私は映画鑑賞が大好きなのですが、映画の舞台が世界遺産だったりすると、ものすごく得した気持ちになります。
ストーリーを楽しめて、なおかつ世界遺産に訪れた感覚を味わえるなら、こんなに嬉しいことはありませんよね。
ってことで、今回は世界遺産が登場する、私のお気に入りの映画をご紹介したいと思います。
(シリーズ化するかどうかは不明だけど)第1回目の舞台はパリです。
パリのセーヌ河岸
フランス共和国/登録基準(ⅰ)(ⅱ)(ⅳ)
パリの歴史は、セーヌ川に浮かぶシテ島から始まります。この地を中心に歴史が育まれ、そして様々な文化・芸術が生まれました。
まぁ、この辺の事を説明するのは今回のテーマではないので、詳細はWikipediaでもご参照ください(雑ですみません)
パリを舞台にしたオススメ映画
名匠ウディ・アレン監督による、パリを舞台にしたファンタジーコメディーの傑作。
セーヌ河岸付近の有名スポットはほぼ網羅しており、パリ観光の教科書映画と言えます。当然、ノートルダム大聖堂やルーブル美術館などといった多くの世界遺産も登場します。
過去と現在が交差するパリを舞台に、懐古主義的な主人公が、真の意味で現実と向き合う選択をするまでを描いた作品ですが、映像も音楽もたいへん綺麗で、万人にオススメ出来る作品です。
②アメリ
サクレクール寺院で有名なモンマルトル地区を舞台にした映画の代表といったら、おそらくアメリではないでしょうか。
女性向け作品だけど、みんなが大好きな『フランスっぽさ』に溢れているため、男性も引き込まれる魅力があると思います。
『お洒落』な映画だけど、その一言では言い表せない、独特な世界観を持つ名作です。
③ミッション:インポッシブル/フォールアウト
ご存知、トム・クルーズさんが体を張って頑張るMIシリーズの最新作です。
世界遺産グラン・パレに向けて超上空から空中ダイブしたり、凱旋門のラウンドアバウトをバイクで逆走したりと、常軌を逸したアクションシーンのオンパレードなのだが、普通にパリ観光映画としても良質であったりします。
④アサシンクリード・ユニティ
これは映画ではなくてゲームですが、オマケとして紹介します。
アサシンクリードとは、アサシン教団とテンプル騎士団の影の戦いを描いた人気シリーズですが、本作の舞台はフランス革命期のパリです。
完全再現されたパリの街並みを自由に動く事が出来ます。
さらに、ノートルダム大聖堂やサン・シャペル、あるいはアンヴァリッドなど、多くの世界遺産によじ登ったり、上から飛び降りたりもできます。それだけでも世界遺産ファンにとっては夢の様な作品に思えるはずです。
興味のある方は、是非プレイしてください(ただし18禁です)
最後に
特に好きな数本に絞らせていただきましたが、他にもたくさんの魅力的な映画はあります。
フランス映画史における重要人物の一人、ジャン=リュック・ゴダール氏の『はなればなれに』における、ルーブル美術館内の全力疾走シーンは今も語り草となっています。
また、『ポンヌフの恋人』のようなゴダール以降のフランス映画の代表作品や、『ダ・ヴィンチ・コード』などの様なハリウッド映画も外せません。
映画によって世界遺産が身近に感じられるならば面白いと思い、今回はこのテーマについて取り上げました。
気が向いたら、今度は他エリアにおける「世界遺産と映画」をやりたいなと思います。
今回は以上です。
さようなら。