1/20放送の「世界遺産」の舞台であるワディ・ラム保護地域について
こんにちは。
日曜の午後6時より放送の「世界遺産」。
私も毎週楽しみにしています。
書物などを通じて覚えた世界遺産を、映像で味わう楽しみもあります。
もちろん、訪れた事のある世界遺産が放送されると格別な気持ちにもなります。
この辺は、世界遺産に興味を持った人の特権かもしれません。
20日に放送される「世界遺産」ですが、今回の舞台はワディ・ラム保護地域のようです。
メジャーな世界遺産ではないと思うので、聞いたことがないという人も多いかもしれません。
番組を楽しむ意味でも、簡単ではありますがこの地域について紹介します。
ワディ・ラム保護区 (ⅲ)(ⅴ)(ⅶ)
世界でも数少ない複合遺産の一つです。「月の谷」とも呼ばれ、岩のアーチや崖、さらには洞窟などといった、大自然が作り上げた砂漠特有の景観として知られています。
2万を超える岩面彫刻などが発見されており、考古学的な意味でも大変貴重な地域となっております。
また、映画のロケ地としても知られております。
巨匠デヴィット・リーン監督の不朽の名作の一つ、「アラビアのロレンス」もこの地で撮影を行いました。
また、近年の作品の中で有名なのは、リドリー・スコット監督の「オデッセイ」でしょうか。火星に取り残された男の話でしたが、月の谷で撮影したというのも、なんとも面白い話だと思います。
なお、ワディ・ラムのすぐ近くに、「隊商都市ペトラ」という有名な世界遺産があります。
この遺跡は、「インディージョーンズ/最後の聖戦」のロケ地として使われました。
ワディ・ラムとペトラ遺跡を初めとする幻想的なヨルダンの世界遺産は、映画との相性が良いのかもしれませんね。
今回はここまでです。
さようなら