【コラム】世界遺産と音楽①
こんにちは。
基礎知識編が続いているので、少し横道に逸れます。
音楽と紐づける事も、お気に入りの世界遺産を知るきっかけになるかなと思うので、今回は、世界遺産について歌った音楽について紹介したいと思います。
パンタナル自然保護区(ⅶ)(ⅸ)(ⅹ)
パンタナル自然保護区とは、ブラジル、ボリビア、パラグアイにまたがる世界最大の湿地です。
コウノトリやトキなど、水鳥の繁殖地として有名なのですが、この地を歌った、知る人ぞ知る音楽があります。
ブラジルを代表する(おそらくしない)バンドに、SAGRADという方々がいます。ジャンルとしては、プログレ音楽に属しますが、耳に優しいメロディは、環境音楽としても誰にでもオススメできる良質な音楽です。
彼らの音楽に、タイトルもそのままなのですがパンタナルという楽曲があります。まずは曲を聴いてみてください。100の言葉でパンタナルという世界遺産を説明されるよりも、この1曲を聴いた方が、その魅力を感じ取られるはずです。
自然遺産って、覚えるのが難しいと思うのですよ。世界遺産を学びたいという人の大半が文化遺産を中心に覚えると思うので。
もし、自然遺産を覚えるのが困難という方がいましたら、この音楽を好きになれば、いやでもパンタナルはお気に入りの世界遺産になるのではないかと思います。
SAGRADOの音楽はこれだけではありません。大航海時代を思わせる壮大な世界観や、宇宙の広がりを連想させる音楽、そして世界遺産に想いを馳せる美しい旋律。
生きるということは、人生において埋めるべきパズルのピースを探す作業だとしたら、間違いなくSAGRADOの音楽は、「人生の1ピースに」なるだけの力を持っていると思います。
この表現が大げさでないということを誰か一人でも知ってもらえるならば、僕も嬉しいです。
今回は以上です。
さようなら。