【コラム】キン肉マンと世界遺産

こんにちは。

 

突然ですが、皆さんは、キン肉マンは読んでいますでしょうか?

 

名前すら知らないって人はいないと思いますが、キン消しブームで社会現象を巻き起こした有名漫画です。

この漫画、30年以上の歴史のある漫画にも関わらず、多くのファンの人が、

漫画の全盛期が現在!

と口を揃えて断言するというとんでもない漫画なのです。

 

簡単にストーリーを説明をすると、本作の世界には超人と呼ばれる種族が存在。そして、正義超人や悪魔超人、さらには完璧超人などと分類された超人が、様々な理由で闘争を繰り広げるというストーリーです。

当初は、どちらかと言えば勧善懲悪的な世界観でしたが、現在は複雑なイデオロギー闘争の様相を呈するなど、ここ数年は物語の深みも増してきています。

 

なぜ、このような話をするかというと、実はキン肉マンの闘いの舞台って、半分ぐらいが世界遺産なのです(笑)

 

・・・?

 

なんで?

 

って思う人もいるかもしれませんが、地球の命運をかけた戦いを行う上で、世界遺産ほど、キン肉マンの戦いの舞台に相応しい場所が存在しないからです!

 

以上の理由より、気軽に世界遺産を学ぶ入り口として、私はキン肉マンを読むことをお勧めしているのですが、ここからは、いくつか代表的なものをご紹介します。

 

①ウルル、カタ・ジュタ国立公園(オーストラリア連邦

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オーストラリア大陸の中央に位置するウルル。

日本では「エアーズロック」の名前の方が知られているかもしれません。

アボリジニの聖地として世界でも数少ない複合遺産の一つですが、この地はアボリジニの聖地でもあると同時に超人の聖地でもあります。

というのも、キン肉マン史上、特に激しかった闘いである完璧超人始祖編における、最終決戦の地がウルルでした。

超人閻魔と悪魔将軍という、敵に回したら絶望的な二人による、互いの信念をかけた戦い。間違いなく漫画誌に残る激闘だったと思います。

ちなみに、超人閻魔の口癖は「グロロ」です。この口癖が、ウルルの語源になったのは通説です。この辺は、世界遺産を学ぶ上での基礎中の基礎です。

 

サグラダ・ファミリア(スペイン)

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カタルーニャ地方の芸術運動モデルニスモ(アールヌーヴォー)の代表であり、曲線美を描く天才建築家であるアントニ・ガウディ

サグラダ・ファミリア贖罪聖堂を含む、彼の一連の主要作品は「アントニ・ガウディの作品群」として、1984年、世界遺産に登録されました。

しかし、キン肉マンファンにとって、この地は超人が死闘を繰り広げた戦場に他なりません!

完璧超人の中でも謎の多いサイコマンと、悪魔超人の幹部の一角であるプラネットマンが激闘を繰り広げました。

ちなみにサグラダ・ファミリアには、キン肉マンという漫画における最重要キーワードである「超人」の秘密が隠されています。今後の展開次第によっては、再度戦いの舞台になる可能性もありそうですね。

なお、上の写真を見てもわかるように、基本的にこの漫画において世界遺産の扱い方は雑です。

 

カステル・デル・モンテイタリア共和国

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 神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ2世によって建てられた城塞も、キン肉マンの戦いのリングの一つです。

キン肉マンの中でも特に人気の高かったシリーズである「王位争奪戦編」の主要メンバーが、本シリーズより突如参戦していますが、その中でも特にキン肉マンを苦しめた強敵がキン肉マン・ゼブラです。この超人が、デル・モンテにて戦っています。

実は、この戦いは現在もリアルタイムで行われてまして、結末はまだ誰にも分かっていません(2018年9月末現在)。

今のところだと、ゼブラ殺されそうです!

もし、本ブログで勝敗の行方が気になった方は、まだ間に合いますので、是非一読ください。

 

なお、この辺は世界史の話になるのでしょうか。フリードリヒ2世は、歴史に名を残している同名人物が二人います。神聖ローマ帝国の皇帝と、プロイセン王の二人です。

実は二人とも後に世界遺産に登録される建物を建造しています。

神聖ローマ帝国のフリードリヒ2世は、今回紹介したカステル・デル・モンテ

そしてプロイセン王のフリードリヒ2世は、ドイツのポツダムに現存するサンスーシ宮殿です。

上の2つの世界遺産は、世界遺産検定の二級あたりでも出る範囲の話なので、初耳の人は、これをきっかけに覚えておいてくださいませ。

 

キン肉マンで覚える世界遺産、いかがでしょうか。

他にもたくさんの世界遺産が出てくる漫画なので、「ここは世界遺産だよね」、あるいは「ここは違うよな」とか、戦いの舞台となっている場所を調べながら読むのも面白いかもしれません。

 

今回は以上です。

さようなら